その前に、テレビの番組ってためになる情報もあるのですが、次から次へと話が変わっていくのでそこがイマイチですね。
インターネットや本屋さんとかなら自分のペースで読んだり調べたり考えたり出来るのですけどね。
話をタイトルに戻します。
その番組でいくつかのV字回復の例が挙げられました。
その中の一つに畳屋さんの例がありました。
畳というのは、近年減少傾向の一途なのは想像するに難しくないと思います。
そこの畳屋のどなたがそう思ったのかは番組では出なかったのですが、畳屋を24時間営業にした!ということでV字回復した例でした。
飲食店などで畳を使っているところは多いのですが、休業してまで畳の張替えをしようと思うお店が少なくて、それなら営業が終了して翌日の営業までに張替えを済ますという発想でした。
それならお店も休むことなく畳をきれいにすることが出来るということで発注が爆発的に増えているそうです。
今の日本は、バブル崩壊後20年以上不況?が続いているということで現状維持か減収傾向にあるのですが、このV字回復の例からすると、ニーズは今までの常識を取っ払って考えると作り出せる!ということだと思います。
他にもいくつかの例が挙げられたのですが、パッパと事例が変えられてもう一つしか覚えていません。
もう一つは、昔ながらのホタテ貝から作る絵の具でした。
時代とともに過去から継承されてきた日本の文化もニーズが無くなるばかりのようです。
そこで、若い女性に人気のネイルアートに着目して、化学物質でないホタテ貝で出来た絵の具を使ったネイルアート。
体にも優しく、塗料を落とすのも簡単とのことでV字回復しているそうです。
こういうサービスがあったらなぁ、こういう商品があったらなぁ、というのはいつの時代もあると思います。
それを真剣に考え実際に商品化することにより衰退してしまった産業などがV字回復することは可能なんだな、ととても参考になりました。